消費税10%改正【要点まとめ】3つの税率

令和元年(2019年)10月に予定されている消費税の増税まであと半年を切りました。
消費税改正以降、①標準税率(10%)②軽減税率(8%)③経過措置(8%)の3つの消費税率が混在することになります。

①標準税率(10%)
令和元年(2019年)10月1日に②軽減税率や③経過措置が適用される場合を除き、消費税率が10%に引き上げられます。

②軽減税率(8%)
以下のような特定の品目については、消費税率が8%のまま据え置かれます(軽減税率)。
・飲食料品(酒類、医薬品、飲食店やイートインコーナーなどでの食事など除く)
・定期購読を契約している新聞(週2回以上発行されるもの)

③経過措置(8%)
令和元年(2019年)10月1日以降に行われる取引であっても、一部の取引については改正前の税率8%が適用されます。
・2014年4月1日から2019年9月30日までの間に対価を領収している旅客運賃、電気料金、映画・イベント等のチケット料金、特定新聞など
・2013年10月1日から2019年3月31日までの間に契約締結した建設工事、システム開発等に係る請負契約の取引など

関連記事

  1. 従業員や得意先等に支給する慶弔費の取扱いは?
  2. 消費税の軽減税率制度に関するQ&A(Q22)
  3. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置⑧有料老人ホーム
  4. 【令和元年7月追加】消費税の軽減税率制度に関するQ&A(Q18)…
  5. 配偶者以外で扶養親族の対象となる人の範囲は?
  6. 社会保険料の算定方法は?
  7. 給与を支給している従業員を外注扱いできないの?
  8. 【令和元年7月改定】消費税の軽減税率制度に関するQ&A(Q4)

最近の記事

PAGE TOP