個人版事業承継税制の創設

2019年度の税制改正大綱に新制度「個人版事業承継制度」の創設が検討されています。

「事業承継制度」とは、中小企業の円滑な事業承継を支援するために創設された制度で、現経営者から後継者へ自社株式が贈与または相続された場合に、その株式に係る贈与税または相続税の納税が猶予および免除される制度です。

それに対して、新制度「個人版事業承継制度」とは、個人事業主の円滑な事業承継を支援するために、事業に係る土地・建物や設備を贈与または相続した場合に、それに係る贈与税または相続税の納税を猶予する制度となる見込みです。

後継ぎが事業承継後すぐに事業を廃止しないことなどの制約が課されると思われますが、個人事業の事業承継がより円滑に進められることが期待されます。

 

関連記事

  1. マイナンバーカード 健康保険証、お薬手帳などと一体化
  2. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置⑦特定新聞
  3. 【消費税増税速報】実質負担税率は3%・5%・6%・8%・10%の…
  4. 2019年4月から新制度などが一斉スタート
  5. 消費税10%改正【要点まとめ】軽減税率8% or 標準税率10%…
  6. iDeCoで節税対策
  7. 【令和元年7月改定】消費税の軽減税率制度に関するQ&A(Q1)
  8. 【消費税増税速報】コンビニでICOCA利用で2%還元されました

最近の記事

PAGE TOP