個人版事業承継税制の創設

2019年度の税制改正大綱に新制度「個人版事業承継制度」の創設が検討されています。

「事業承継制度」とは、中小企業の円滑な事業承継を支援するために創設された制度で、現経営者から後継者へ自社株式が贈与または相続された場合に、その株式に係る贈与税または相続税の納税が猶予および免除される制度です。

それに対して、新制度「個人版事業承継制度」とは、個人事業主の円滑な事業承継を支援するために、事業に係る土地・建物や設備を贈与または相続した場合に、それに係る贈与税または相続税の納税を猶予する制度となる見込みです。

後継ぎが事業承継後すぐに事業を廃止しないことなどの制約が課されると思われますが、個人事業の事業承継がより円滑に進められることが期待されます。

 

関連記事

  1. 2019年4月から新制度などが一斉スタート
  2. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置⑦特定新聞
  3. 年末調整後に配偶者の所得金額について見積額と確定額に差が生じた場…
  4. 生命保険各社で「節税保険」の見直し予定
  5. 令和2年度税制改正 法人課税関係⑤5G導入促進税制
  6. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置Q&A(Q16)…
  7. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置Q&A(Q14)…
  8. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置④資産の貸付け

最近の記事

PAGE TOP