iDeCoで節税対策

iDeCoとは、個人型確定拠出年金の愛称です。

節税しながら、将来の老後に備えることができる公的な年金制度です。

毎月拠出した金額の全額が所得控除されるため、所得税や住民税が節税になります。

ただし、企業年金に加入していない会社員の方は、拠出額の上限が毎月23,000円、自営業の方は国民年金基金等と合わせて、拠出額の上限が毎月68,000円となります。

節税額は、例えば、企業年金に加入していない会社員(所得税率20%、住民税率10%)が毎月23,000円を拠出した場合、

毎年、所得税が55,200円、住民税が27,600円の節税となります。

拠出した金額は、原則として、60歳まで引き出せませんが、60歳以降に一時金または年金として受け取ったときは、

「退職所得控除」または「公的年金等控除」の対象となるため、所得税および住民税がほとんどかからないケースが多くなります。

iDeCoに加入していると、生命保険等と同様に、10月頃になると控除証明書のハガキが届くので、年末調整や確定申告のために、なくさないように保管しましょう。

 

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