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マイナンバーカードと、雇用保険の手続や求人紹介のためにハローワークを利用するときに必要な「ハローワークカード」などの各種証明書類が一体化される予定です。
処方薬の履歴を記録するお薬手帳や障害者手帳についても2021年中にも統合される予定です。
マイナンバーカードとお薬手帳が統合されれば、カードに搭載されたICチップで個人認証し、インターネットで過去に服薬した薬が確認できるようになります。
現在は、薬局に手帳を持参して薬剤師などに記入してもらう必要がありますが、マイナンバーカードで複数の医療機関から処方された薬の情報を一括して管理することでき、薬の副作用や二重投薬などを防ぐことができます。
2021年3月から一部の医療機関でマイナンバーカードを健康保険証として使えるようになり、2022年度中に全国ほぼ全ての医療機関が対応する予定となっています。
確定申告の医療費控除の手続も簡単になります。
マイナンバーカードの普及率はいまだ12%程度と低調ですが、1枚で様々な用途に使えるようなり、利便性向上とカードの普及につながることが期待されます。