相続財産の分配はどうするの?

Q. 相続財産の分配はどうするの?

民法では法定相続人に対して、それぞれの相続財産の取り分が定められています(法定相続分)。

しかし、必ずしも法定相続分で相続される訳ではなく、遺言書があればそれが優先されます。

遺言書がなければ、相続人全員で相続財産の分配について協議(遺産分割協議)されることになります。

ちなみに、法定相続分は、

①配偶者と第1順位の相続人がいる場合は、配偶者は1/2、第1順位の相続人は1/2の法定相続分となります。

第1順位の相続人(被相続人の子)が複数いる場合は、1/2の相続分を均等に分けます。

子が亡くなって孫が相続する場合は、亡くなった子の相続分を孫で均等に分けます。

②第1順位の相続人がいない場合は、配偶者は2/3、第2順位の相続人は1/3の法定相続分となります。

相続人が複数いる場合は、均等に分けます。

③第1・2順位がいない場合は、配偶者は3/4、第3順位の相続人は1/4の法定相続分となります。

相続人が複数いる場合は、均等に分けます。

 

関連記事

  1. 借金や葬式費用は相続財産から差し引けるの?
  2. 一括償却資産制度とは?
  3. 【令和元年7月追加】消費税の軽減税率制度に関するQ&A(Q8)
  4. 年払いの費用(家賃、リース料、保険料、支払利息等)は1年分すべて…
  5. 労働保険料の算定方法は?
  6. 【消費税増税速報】コンビニでICOCA利用で2%還元されました
  7. 消費税10%改正【要点まとめ】経過措置Q&A(Q2)
  8. 免税事業者は消費税を請求できない?

最近の記事

PAGE TOP